関西学生馬術スプリングトライの歴史 (2022.3.1)

 

2007年(平成19年)1月の理事会で実施が決定され、同年から開始された関西学生馬術連盟主催競技会では新しい競技会である。2006年まで同時期に実施されていた関西学生馬術王座決定戦、関西学生馬術プリンセス大会のエントリー大学数が少数固定していたこと、各大学から初心者向けの競技会の要望があったことがこの競技会開始の主な理由である。初心者への競技参加機会提供を主眼にしてノービス馬場馬術競技(簡単な馬場馬術課目)とノービス障害飛越競技、Lクラス障害飛越競技CLクラス障害飛越競技A(それぞれ高さ60cm80cm100cmの障害飛越競技)の4競技で開始された。各競技ともエントリー数により6位または10位までの個人表彰を行い、団体表彰は行っていない。

2016年(平成28年)の第10回大会では、新たに審査を希望する馬場課目を指定してエントリーするチャレンジ・ドレッサージュを開始した。同一課目に3人馬以上出場の場合、課目毎上位1/4に個人表彰を行っている。

2017年(平成29年)の第11回大会では、新たにMクラス障害飛越競技D(高さ110cm)を開始した。

2022年(令和4年)の第16回大会では、新たにMクラス障害飛越競技C(高さ120cm)を開始した。

 

Lクラス障害飛越競技AMクラス障害飛越競技DMクラス障害飛越競技C以外の競技については騎乗者資格保持者をオープン参加とし、初心者の入賞チャンスを多くしている。また、OB騎乗によるオープン参加も認めている。

 

********************************************************************************

 

2回までは、3月の第1月曜日に実施されていたが、第3回以降は春分の日に鶴見緑地乗馬苑で実施されてきた。第9回大会以降はエントリー数を増やす意図で馬術講習会から連続する日程にするなど工夫し、2019年(平成31年)以降は、春分の日付近で三木ホースランドパークにて実施されている。なお、2011年の第5回大会は東日本大震災の影響で、また2020年の第14回大会は新型コロナウィルスの影響で開催が中止された。